登録販売者試験対策|「第1章 適切な医薬品選択と受診勧奨」

登録販売者試験対策

厚生労働省の試験問題作成の手引きを元に作成しています。

Ⅲ 適切な医薬品選択と受診勧奨

医療

一般用医薬品は、法において「医薬品のうち、その効能及び効果において人体に対する作用が著しくないものであって、薬剤師その他の医薬関係者から提供された情報に基づく需要者の選択により使用されることが目的とされているもの」と定義されている。

役割

(1) 軽度な疾病に伴う症状の改善
(3) 生活の質(QOL)の改善・向上
(5) 健康の維持・増進

専門家による適切なアドバイスの下、身近にある一般用医薬品を利用する「セルフメディケーション」の考え方がみられるようになってきている。

セルフメディケーションの主役は一般の生活者である。
情報提供は必ずしも医薬品の販売に結びつけるのでなく、医療機関の受診を勧めたり(受診勧奨)、医薬品の使用によらない対処を勧めることが適切な場合があることにも留意する必要がある。

WHOによるセルフメディケーションの定義

セルフメディケーション

「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てする」こと

販売時のコミュニケーション

医薬品の販売に従事する専門家においては、購入者等が、自分自身や家族の健康に対する責任感を持ち、適切な医薬品を選択して、適正に使用しようとするよう、働きかけていくことが重要である。

購入者が適切な医薬品を選択し、実際にその医薬品を使用する人が必要な注意を払って適正に使用していくためには、医薬品の販売に従事する専門家が、可能な限り、購入者側の個々の状況の把握に努めることが重要となる。

医薬品の販売等に従事する専門家が購入者から確認しておきたい基本的なポイント
何のためにその医薬品を購入しようとしているか(購入者側のニーズ、購入の動機)
その医薬品を使用するのは情報提供を受けている当人か、又はその家族等が想定されるか
その医薬品を使用する人として、小児や高齢者、妊婦等が想定されるか
その医薬品を使用する人が医療機関で治療を受けていないか
その医薬品を使用する人が過去にアレルギーや医薬品による副作用等の経験があるか
その医薬品を使用する人が相互作用や飲み合わせで問題を生じるおそれのある他の医薬品や食品を摂
取していないか
その医薬品がすぐに使用される状況にあるか
症状等がある場合、それはいつ頃からか、その原因や患部等の特定はなされているか

購入者側に情報提供を受けようとする意識が乏しく、コミュニケーションが成立しがたい場合もある。

医薬品の販売等に従事する専門家は、そうした場合であっても、購入者側から医薬品の使用状況に係る情報をできる限り引き出し、可能な情報提供を行っていくためのコミュニケーション技術を身につけるべきである。

購入者等が医薬品を使用する状況は随時変化する可能性があるため、販売数量は一時期に使用する必要量とする等、販売時のコミュニケーションの機会が継続的に確保されるよう配慮することも重要である。

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