登録販売者ってどんな資格?登録販売者の仕事内容や取得するメリット

登録販売者資格対策

登録販売者試験って、身体の構造や医薬品の問題が多く出題されて難しいと感じていませんか?

初めて登録販売者試験の問題を見た人は一瞬で本を閉じて諦めてしまうなんてことも。

身体の構造や医薬品の名前を聞いたことがない人でも安心してください。

ポイントを抑えてしっかりと反復することで合格へ近づけることができます。

登録販売者とは?

ドラッグストアや薬局で医薬品の情報提供をできる資格です。

以前は薬種商という名前でしたが、2009年の薬事法改正によって登録販売者と改名されました。

登録販売者の受験資格は創設された当初では医薬品に携わる職務経歴が必要でしたが、現在では誰でも受験できるようになりました。

登録販売者の受験者数は毎年6万人を超え、全体の合格率は40%以上となっています。

年間およそ24,000人の登録販売者が誕生することからも、全国的にもとても人気のある資格であることがわかりますね。

薬剤師との違い

薬のスペシャリストである薬剤師が国家資格であるのに対して、登録販売者は公的資格です。

薬剤師との大きな違いは取り扱うことができる医薬品の幅が異なることです。

薬剤師であれば全ての医薬品を取り扱えるのに対して、登録販売者は第二類医薬品や第三類医薬品を取り扱うことができます。

※登録販売者は処方せんや第一類医薬品などは取り扱うことができません。

医薬品のリスク区分 薬剤師 登録販売者
第一類医薬品
第二類医薬品
第三類医薬品

登録販売者の仕事内容は?

登録販売者は、医薬品の販売と医薬品の情報提供が主な仕事です。

かぜや腹痛など身体に関わる様々な悩みを抱えたお客様がドラッグストアや薬局に訪れます。

お客様の悩みを解決に導くために、どのような症状なのか、いつ頃からその症状が出ているのか、アレルギーがあるかなどを聞いた上で適切なアドバイスを行います。

1店舗当たりの商品数は数百~数千と、お店の規模によって異なりますが、医薬品の基本的な知識は登録販売者試験の2章と3章で出題されます。

登録販売者試験の勉強をすることは自らの就職や転職に有利になるだけでなく、お客様や家族など周りの人の役に立てる資格なのです。

登録販売者が活躍できる職場はどのくらいあるの?

登録販売者の資格を持っているとどのようなお仕事に就くことができるのでしょうか。

薬局・薬店 調剤薬局 ドラッグストア
コンビニ 家電量販店 ホームセンター

薬局・調剤薬局

薬局は薬剤師が働くイメージが強いですが、登録販売者が働く職場としても知られています。

登録販売者では調剤業務は行えませんが、陳列や売り場づくり、接客などのお仕事ができるため薬剤師のサポートとして期待されています。

ドラッグストア

登録販売者の資格を持つ人の多くが活躍している職場といいたらドラッグストアではないでしょうか。

ドラッグストアでは1店舗当たりの面積も広く、営業時間も長いことから複数名の登録販売者が必要とされています。

ドラッグストアでは地域に根差した店舗運営をされており、近所の人々が日用品をメインに毎日のように訪れます。

登録販売者は医薬品だけでなく日用品や食品などの発注や陳列、販売業務に携わります。

商品数は多いので勤務し始めた頃は大変かとは思いますが、資格取得のために学んだ知識が大きく役立ちます。

コンビニ

2009年の薬事法改正によって、コンビニでも医薬品を販売できるようになりました。

全国展開を行うローソンが先駆けて医薬品の販売を開始しました。

しかしながら、登録販売者の確保が難しいなどの理由から当初の予定通りまでは医薬品お取り扱い店が拡大していない現状があります。

家電量販店、ホームセンター

身近なお店で医薬品が購入できるようになり、家電量販店やホームセンターでも医薬品を取り扱うようになりました。

登録販売者を雇用したい企業は増えており、今後も色んなお店で活躍できる可能性があるため資格を取得しておくと転職や就職の際にも有利になるでしょう。

登録販売者資格の合格で得られる5つのメリット

近年、薬局やドラッグストアに限らず多くの店舗で医薬品を提供することから、登録販売者の需要が高まっています。

医薬品の販売に従事できる登録販売者なら即戦力で雇用に繋がることも。

ここでは登録販売者資格を取得することで得られる5つのメリットを解説していきます。

資格手当や基本給のアップ

登録販売者の資格を持つことで、お給料にプラスして資格手当を支給されるケースが多くなっています。

毎月5,000円の資格手当が支給される場合、年間で6万円もの収入アップに繋がります。

資格手当だけでなく基本給や時給が高くなることでさらに効率よく稼げるメリットもあります。

仕事の幅が増える

医薬品を取り扱う店舗では、薬剤師や登録販売者と一般従事者に分けられます。

登録販売者の資格を持つことで、幅広い仕事を担当できます。

陳列や商品の補充だけでなくお客様に医薬品やその情報提供ができるため、仕事に対するやりがいも増えるメリットがあります。

転職に有利

薬事法の改正により、薬局やドラッグストア以外でも登録販売者資格を活かした仕事ができるようになりました。

医薬品を取り扱う店舗や会社は、コンビニやホームセンター、製薬会社の営業と資格を活かせる場所は全国に数万店舗あります。

一般従業員としては採用が難しい場合でも、登録販売者資格保持者なら即戦力で欲しいと考える店舗も少なくないでしょう。

開業することができる

登録販売者資格を取得することで、独立開業ができるようになりました。

開業に伴う条件を満たし、開業届や保健所に申請をすることで登録販売者の資格1つでお店を出すことができます。

漢方薬を販売する場合にも登録販売者資格や薬剤師の資格が必要です。

※登録販売者資格で漢方薬を販売する場合には注意しておくべきポイントがあるため確認をしておきましょう。

家族や大切な人の健康のサポートができる

登録販売者試験に合格するために勉強した知識は家族や大切な人の健康をサポートする役に立ちます。

試験内容には身体全体の構造や機能のほか、医薬品の成分や作用についても学ぶことができます。

このような症状の場合には、どの薬を飲めばよいのか、その薬にはどんな副作用があるのかなど正しい知識が身につきます。

医薬品についての正しい知識を身に着けることで、お店で薬を選ぶ時に、説明文を読むことで十分理解ができるでしょう。

登録販売者試験の受験方法

登録販売者試験の申し込み方法や試験の内容について解説していきます。

今年度、受験を考えている方はこちらの記事を参考にしてみてください。

登録販売者の試験は例年8~12月に行われます。各都道府県によって試験日や申し込み締め切り日が異なるため、試験日程を確認しておきましょう。

出題内容と合格ライン

登録販売者の試験内容は、医薬品や人体の働き、薬事法に関する問題など120問!

合格ラインは、原則として全体の7割以上とされているため84点以上で合格となります。

※各都道府県で定められている各章の最低点を上回る必要があります。

登録販売者試験で合格するためには、各章の最低点を上回り、総合点で7割以上を正解する必要があります。

登録販売者試験の出題内容

第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識
第2章 人体の働きと医薬品
第3章 主な医薬品とその作用
第4章 薬事関係法規・制度
第5章 医薬品の適正使用・安全対策

全国の登録販売者試験合格率

北海道 47.4%
東北ブロック 43.0%
福井県 34.8%
北陸・東海ブロック 50.0%
甲信越ブロック 33.9%
関東ブロック 44.8%
首都圏ブロック 33.9%
関西広域連合ブロック 39.7%
奈良県 発表前
中国ブロック 52.3%
四国ブロック 46.9%
九州・沖縄ブロック 41.1%

合格率が高いのは中国ブロックと北陸・東海ブロック

登録販売者試験の内容は厚生労働省の試験問題作成の手引きを元に作成されます。

各エリアで作成される問題は過去問を見ることで傾向を知ることができます。

試験問題作成の手引きを参考に、過去問を解き進めることで出題傾向を把握できます。

特に大切なポイントは毎年のように出題されることがあるため、覚えやすいでしょう。

独学でも合格できるおすすめの勉強方法

登録販売者試験の勉強法を現在作成しています。

第1章から第5章までに覚えておきたいポイントとオリジナルのイラストを作成しています。

完成後は最新のコラムに掲載されるので、ぜひチェックしてみてください。

▼合わせて読みたい!
・漢方薬を販売するにはどんな資格が必要なの?
・登録販売者試験に合格!おすすめの勉強法と5つのポイント

・漢方とは?漢方の歴史や種類・選び方まとめ!漢方薬の正しい飲み方・自己診断チェックも解説

▼合わせて読みたい登録販売者試験対策まとめ

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