つらい鼻水と鼻づまり!漢方の考え方と代表的な漢方薬

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花粉が本格的に飛ぶ春の季節や風邪による鼻水や鼻づまりで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

鼻水が出る原因は花粉や風邪だけではありません。気温の変化や体内の水との関係など原因は様々です。

今回はそんな鼻水が出る原因と身体の状態について漢方の考え方も取り入れながらお話していきます。

鼻水・鼻づまりとは?

アレルギー性の鼻炎

風邪のひき始めやアレルギー性の鼻炎、急激な温度変化によって鼻水が出ることがあります。

鼻づまりは、鼻の通り道(鼻腔)に鼻水が溜まったり、鼻の粘膜が炎症を起こす、異物が入るなどの原因によって起こります。

鼻づまりが起こる原因や西洋医学では色んな病名がありますが、代表的な病名としては副鼻腔炎(蓄膿症)や花粉症(アレルギー性鼻炎)が有名ですね。

鼻水や鼻づまりに使用される代表的な漢方薬

水っぽい鼻水や痰、アレルギー性鼻炎などの症状が表れる時には小青竜湯、鼻づまりや蓄膿症などの症状がある場合には葛根湯加川芎辛夷を使用されます。

鼻水と鼻づまりに使用する代表的な漢方薬をそれぞれ解説していきます。

うすい水っぽい鼻水が出る時やアレルギー性鼻炎などにおすすめの漢方薬

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

小青竜湯には四神の青竜という文字が使用される漢方薬です。

「傷寒論」にはかぜの症状や鼻水、くしゃみ、咳に使用する漢方薬であると記載されています。小青竜湯を構成する生薬は8種類。

構成生薬は半夏、麻黄、桂皮、五味子、甘草、細辛、乾姜、芍薬です。

小青竜湯には興奮作用のある麻黄が含まれており、鼻水を止めて気道を広げる効果があります。

冷えた身体を温めて水の巡りを改善する辛温解表剤の小青竜湯によって鼻水や花粉症の原因を改善していきます。

効能
辛温解表剤
【効能効果】
体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様のたんを伴うせきや鼻水が出るものの 次の諸症: 気管支炎、気管支ぜんそく、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症

鼻づまりや長引く慢性鼻炎に使用される漢方薬

葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)

葛根湯加川芎辛夷は葛根湯に川芎と辛夷が加わった漢方薬です。

この川芎と辛夷はそれぞれの生薬単体では鼻炎や鼻づまりを解消する効果はありませんが、合わさることでその効果を発揮できる生薬なのです。

葛根湯加川芎辛夷には身体を温めて発汗作用のある桂皮や芍薬甘草湯などに使われる痛みを緩和する芍薬も含まれています。

葛根湯加川芎辛夷は葛根や麻黄、桂皮、芍薬、大棗、生姜、甘草、川芎、辛夷の9つの生薬から構成されます。

効能
辛温解表剤
【効能効果】
比較的体力があるものの次の諸症: 鼻づまり、蓄膿症(副鼻腔炎)、慢性鼻炎

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